この記事では、夏休みの宿題が終わらなくて焦っている小学生の親のために、小学校の子供の宿題を親がやるってアリかなど対策についてお伝えしています。
子ども達に宿題終わったか聞いたら、いわゆる「夏休みの友」しかやってないんですけど!
「先に宿題してから遊びなさい!」ていくら言っても聞かない!
夏休みあと一週間しかないのに、宿題がたくさん残ってる…。
サザエさんみたいに、子どもの宿題を親がやるってアリなのかな。
子どもにとってはとっても楽しい夏休み、親にとっては悩み多き夏休み。
特に親も頭を抱えるのは、夏休みの宿題!
ママ友の子どもはもう終わらせたって言ってたけど、なんでうちの子は出来ないの?!とますます焦ります。
子どもの宿題が終わらなかったら、どうしよう。
やっぱり親の責任なのでしょうか。
夏休みの宿題が終わらない理由、親を悩ませる理由、現在小6男子と小4女子を育てる筆者の経験談を踏まえてお伝えしますね。
夏休みの宿題が終わらない?
小学生の子ども達の宿題が終わらない理由3選を考えてみました!
楽しい予定がたくさん!
夏休み、学校が休みというだけで子ども達は浮かれています。
海、山、キャンプ、夏祭り、実家帰省、旅行、ゲーム。
特別な予定がなくても、たとえ毎日学童だとしてもです。
そうです、子どもは勉強以外のやりたいことがたくさんできる、自由な休みを満喫しようと考えています。
「宿題しないと」と頭ではわかっているのですが、自分からなかなかとりかかるのは難しい状況です。
もちろん全員がそうではなく、先に宿題を終わらせられる子もいますし、計画を立てて取り組める子もいます。
しかし、そのような子たちも、初めからできていたわけではなく、今までの経験上できるのだと思います。
今まで、親でなくても、塾の先生、祖父母、友達から言われ、実際に経験したからできるのです。
そのような経験がない子は、きっとできません。
生きてきた中で「一か月で夏休みの宿題を終わらせる」という計画を立てたことがない子は、早めに手を付けた方がいいとか、毎日コツコツやるとか、そのような方法を知らないし、どうしたらいいかわからないと思いませんか?
大人でもよくあります。
「やらないと」と頭ではわかっているけど、ついつい後回しにしてしまい、楽しいゲームやスマホ、旅行など楽しいことに手を伸ばしてしまいがちです。
夏休みの宿題は多いイメージ
とにかく、いつもの宿題より多いので、大変そう、やりたくないという先行イメージがあると思います。
夏休みの宿題は、プリント1枚に箇条書きで書かれているだけです。
実際に何ページあるのか、思ってたより少なかったり、得意な問題だったりは、見てみないとわかりません。
たくさんあると思うと、なかなか手を付けられないものですよね。
勉強が嫌いで苦手なイメージがある
毎日の宿題もおっくう、他の子が終わらせている漢字や計算ドリルが終わってないなど、勉強が苦手で本当にやりたくないと思って手が付けられずにいることも考えられます。
その場合、親は本当に大変ですが、初めは付きっきりで、毎日少しずつ、ご褒美を設定するなど、本人のやる気を引き出してあげないといけません。
「やりなさい!!」と怒鳴っても、絶対にやりません!
はい、筆者の小4娘がそうなんです。
気分が乗らないとできないので、本当に手がかかります。
でも、気分が乗ってたくさんやりすぎるとどっと疲れてしまい、何日か勉強ができなくなったりします。
夏休みの宿題を終わらせるための解決策
子どもが計画を立てたことがなければ、初めは親が手取り足取り教えてあげましょう。
親は始め、すごく大変です。
低学年の子どもに教えてもできないので、筆者もイライラした経験があります。
一緒に計画を立ててみる、くらいの気持ちでやったほうがいいかもしれません。
毎年根気よくやっていると、中学年~高学年では、夏休みの宿題の計画立案を「経験している」ので、自分でなんとなく計画を立てられるようになります。
もちろん親は見守ってあげたり、相談されたら相談に乗ってあげて下さいね。
- 宿題は何があるのか、実際にドリルやプリントなどを並べて見える化しましょう
- 子どもがわかるように、紙に一覧にしてタスクとして書き出しましょう
〇ページやるとか、〇日までに終わらせるとか、具体的に数字を入れると達成感を味わいやすいと思います。
- 自由研究や読書感想文など時間のかかる宿題に関しては、まず親がアドバイスして、早めに取り組むように声をかけましょう。
自由研究のテーマを決めさせたり、読書感想文の本を選んだり、親が一緒に取り組まなければならないので、かなり負担ですよね。
わかります。
でも、親が一緒に取り組んだり、声をかけたりしないと、子どもはできるようにならないと思います。
このように考えられると、「何でできないの?」と子どもにイライラしなくて済みます。
知らないからしょうがないかなと思えます。
勉強に苦手意識のあるお子さんには、勉強が嫌いにならないように、楽しくできるといいですね。
我が家では、「まず1問だけでいいから解いてみよう!」といって椅子に座らせます。
1問だけのつもりが、もう1問、もう1問…と気づいたら1ページ終わっていることもあります。
筆者は娘と一緒のテーブルに座り、ちょっとしたことでも褒めたり、一緒に問題を解いたり、ご褒美の飴を準備したり、兄に隣で一緒に勉強してもらったり、色々試行錯誤してやっています。
小学校の子供の宿題を親がやるってアリ?
おはようございます🌞
— リヒター (@dan___smith) July 27, 2023
7月28日、今日はなにやろう?自由研究の日👩🔬
夏休みの宿題でいつも困るのが自由研究でした😢
大人になった今はテーマを考えられるけど、子供の時は自由だとかえって不自由に思うくらい決められませんでした💦
今の子供も悩んでいるのかな❓
本日もよろしくお願いいたします! pic.twitter.com/jixCTeCDkf
結論から言うと、ナシです!
例え明日から学校が始まるけど何も手を付けてない…という状況でも、親がやってしまっては子供のためになりません。
夏休みが終わっても宿題が終わっていなかったら、親はどうする?
どうやったら終わるか一緒に考えるとか、終わるまで付き合って励ますとか、親ができるサポートに徹する方がいいと思います。
夏休みの宿題をもし提出しなかった場合、出すまで言い続けますか?
— そう@図解で教育をハッピーに (@sou19931002) August 3, 2023
私は出すまで言い続けるタイプです。
ちなみに3学期に提出した子もいます。その時は大いに褒めました。
私は、こちらのツイートの意見に賛成です。
一度親がやってあげると、次もまた「終わらない!」と泣きつけばやってもらえると、子供は勘違いをします。
そしてそのうち、「親がやってくれなかったから終わらなかった」などと、親のせいにすると思います。
ここは心を鬼にして、手を出さずに見守ってあげて下さい。
放置や全否定はしないでくださいね。
宿題が終わってなくて子供は辛くて嫌な気持ちになるかもしれませんが、それは自分が招いた結果なのです。
親は、この失敗を次に生かせるように関われるといいですね。
まとめ
夏休みの宿題が終わらない理由や解決策をお伝えしました。
たとえ窮地に立たされたとしても、小学校の子供の宿題を親がやることは、しないでくださいね。
きっと子供自身で解決できると思いますので、親は、一緒に考えたり、付き添ったり、励ましたりしてあげて下さい。
夏休みの宿題が終わらない?小学校の子供の宿題を親がやるってアリか?についてお伝えしました。