小学校が2学期制の場合、通知表はいつもらうのか、年に何回もらうのかや夏休みや行事についてお伝えしています。
親世代が小学生の時は3学期制でした。
子どもが小学校に入学し、2学期制だと言われ、夏休み前に通知表を持ち帰らず戸惑った方もいらっしゃると思います。
通知表はいつもらうの?
夏休みは3学期制と同じなの?
小学校の2学期制は、通知表をいつ、年に何回もらうのか。
夏休みなど学校生活に変化があるのかについてもご紹介します。
小学校の2学期制は通知表いつもらう?年に何回?
出典: https://st.benesse.ne.jp/
2学期制の場合、通知表をもらうのは年に2回になります。
いつもらえるのか?
そもそも、なぜ2学期制をとるようになったのでしょうね。
通知表はいつもらう?
2学期制の場合、前期と後期にわかれ、10月の第2月曜スポーツの日を含む3連休前が前期終業式、三連休後が後期始業式になります。
そして、前期終業式の10月3連休前に初めて通知表を持って帰ってきます。
夏休み前に通知表は持ち帰りません!
2回目の通知表は、学年が終わる3月、後期終業式のときです。
つまり、冬休み前にも通知表は持ち帰りません!
夏休み、冬休み前の通知表って楽しみでした。
休みが始まるー!って感じで。
でも、それがないんですね。
なぜ2学期制が始まったの?
2学期制ということは、始業式と終業式が年に2回になります。
1回減ることで、その分を授業時間にあてられるし、終業式の日は4時間で帰宅するという授業時間短縮が減り、6時間授業ができるということです。
そんな、ちょっとした違いのため?と思いますよね。
でも、このちょっとした授業時間確保が重要なようです。
私たちが小学生の頃と違い、土曜完全休みの週休2日になったことで、子どもの授業時間はかなり減っています。
授業時間をできるだけ確保するための国の対策ということです。
昔と違って英語や総合の授業が増えているから、授業時間を確保するのも大変だね。
先生たちの負担軽減もありそう
通知表が3回から2回になったことで、単純に先生たちの負担が減ります。
3学期制の場合、夏休み前に学習を終わらせ、テストで確認し、急いで評価しないといけません。
3学期に関しては、実質2か月しかありませんしね。
通知表をつけていた時間を、授業準備や学校行事にあてられるというメリットもあるようです。
親は戸惑う?!
息子たちは二学期制なので、夏休み前の通知表は無し。
昭和生まれとしては、なんだか拍子抜けしちゃう。
夏休み、冬休みは始まるけど通知表がもらえないという状況、親世代が子どもの頃と違うので、どうしても慣れません。
夏休みが始まる前に一区切りできず、夏休み明けから、新たな気持ちで頑張ろう!というけじめがつけられない気がします。
また、子どもの様子を知る通知表が1回分減りますので、子どもと通知表を見て振り返ることは減りました。
夏休みや冬休みに勉強面の補強をしたくても、通知表の情報はありませんね。
私の場合、通知表が2回に減ったことで、以前ほど通知表の情報をあてにしなくなっていることに気付きました。
長期休みまでに返される数少ないテストや、夏休み前に行われる個人面談、宿題に取り組む普段の様子を見て、子どもの学力や生活の様子を自分から把握するようになりました。
子どもの反応
わが家は、たまたまですが、3学期制の小学校から2学期制の小学校に転校しました。
子ども達は、2学期制になったからと言って特に困っていることはないようです。
学校が変わることで、学校独自のルールが変わるので、そのうちの1つとして認識している程度です。
2学期制が進まない現状
先ほど、先生たちの負担が減るとお話ししましたが、やはり子ども達を評価するタイミングが1回減ること、夏休みが間に入ることで授業のやりにくさもあり、2学期制から3学期制に戻す学校もあるようです。
2学期制のいいところもある反面、課題もあり、先生たちは日々試行錯誤して下さっていることが想像できます。
3学期制と2学期制両方を経験して気づいたこと
わが家は転校させたため、3学期制も2学期制も両方経験しました。
学校が変わってまず思ったことは、2学期制の学校に来て、低学年の6時間授業の日が少ないということです。
今思うと、3学期制の学校は、授業時間を確保するため、6時間授業の日を増やしていたのかもしれません。
親としては、早く帰って来るよりも、できるだけ学校で過ごしてくれた方が助かっていました。
ちなみに、高学年になるとほとんど6時間授業なので、そのような方法で授業時間を確保できなくなるんですけどね。
夏休みや行事についても紹介!
通知表以外に、2学期制と3学期制で違いがあるのか、お伝えしますね。
2学期制の夏休みは3学期制よりも少し短い?
行事予定表をみると、夏休みが8月26日までで、あれ?と思いました。
夏休み明けって9月1日じゃないの?
2学期制は、8月最後の何日かは、学校に行くようです。
そう思っていたら、親戚の子は3学期制だけど、8月最後の1週間は午前中だけ学校が始まるそうです。
今どきの小学校は冷房が完備されているので、このようなスケジュールも可能になったのでしょうか。
昔は、夏休みの途中に出校日が2日ほど設けられ、戦争の話を聞いたり宿題を提出したりしていましたね。
今はそれがないからかな?と勝手に思っていました。
すると、秋休みをとるために夏休みが短くなっている、との声がありました!
秋休みって何?!
夜勤明けで帰ってきたら、娘の通知表がありました。
— コバンヌ (@cobanne_hawks) October 8, 2022
我が市は昔から2学期制なのですが、やっぱり2学期制には違和感しかないな~
秋休みっていう名の普通の三連休だし😅#通知表#2学期制 pic.twitter.com/nQNIEEOAhj
先ほど、10月の第2月曜スポーツの日の祝日を含めた3連休を挟んで、前期と後期に分けるとご紹介しました。
その際、夏休みを減らした分こちらの3連休にくっつけ、4連休にして「秋休み」としている学校もあるようです。
連休が増えてうれしい!
ちなみに、わが家は2学期制ですが、秋休みはありません。
なので、2学期制は必ず秋休みがあるわけでもないので、年間予定表などで事前に確認しておくと良いと思います。
秋休みがある場合、共働きの家庭は子どもの居場所確保の問題が発生しています。
前期最後の9月は元々祝日が多めで、シルバーウィークと呼ばれるほど連休になるときもあります。
その後の10月、比較的過ごしやすい時期に秋休みをとるということは、単に前期と後期の区切りをつけるためだけのように感じました。
2学期制と3学期制で学校行事は変わる?
2学期制と3学期制で、学校行事は大きく変化はないようです。
夏休み前後の始業式や終業式はありませんが、集会や朝会で校長先生の挨拶やお話はあるようです。
遠足や社会科見学、授業参観や作品の展示会など、学校による違いはあるかもしれませんが、「2学期制だから」といって変わることはなさそうです。
私の経験では、3学期制でも個人面談は2~3回でしたし、学校の行事は2学期制だからというよりは、学校や地域による違いがあるなと思いました。
コロナで学校行事が縮小されたり変更されたりしていたので、今後学校行事が活発になるといいですね!
まとめ
小学校が2学期制だと、通知表は年に2回しかもらわないことがわかりました。
親としては、通知表をももらう回数が減ってしまったと感じ、混乱しますよね。
家での普段の様子や授業参観、個人面談などで子どもの学校生活の情報を得ることをオススメします。
子どもたちの授業時間を確保でき、学校行事を今まで通り実施できるよう学校に協力するつもりでいると良さそうですね。
小学校の2学期制は通知表いつもらう?夏休みや行事についてもご紹介しました!