小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方と部署をご紹介!

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
Pocket

こちらの記事では、小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方と部署についてご紹介しています。

子どもが成長し、いよいよ待ちに待った小学校入学。

お祝いのはずなのに、働くワーママに立ちはだかるというウワサの小1の壁。

我が家は大丈夫かな?
乗り越えられるかな?

不安になりますね。

私は約14年間、病院で看護師として働き、そのうち約9年間は、育児しながら働きました。

この経験を生かして、小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方と部署についてご紹介したいと思います。


目次

小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方

小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方と部署

まずは、世間で言う「小1の壁」についてご紹介しますね。

小1の壁とは

小1の壁とは、保育園の頃と比べ、小学校に上がってからの方が仕事と子育ての両立が困難になることをいいます。

・小学校からは学童を利用することになるが、早朝保育、延長保育がなくなるため、自分の仕事の時間に合わせて子どもを預けられなくなる。

・学校行事に保護者が参加する機会が増える。

・宿題や学習準備など、家庭での対応が増える。

・夏休みなどの長期休暇の学童の利用時は、毎日お弁当が必要になる。

などがあげられます。

これらの小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方について、ご紹介していきます。


パート勤務がオススメ

やはり、何時から何時まで働きたいという契約の下で働くのがオススメです。

朝の登校時に行ってらっしゃいが言えるように、また、下校時は学童の閉所時間に間に合うように働くのが一番安心かなと思います。

私は、長男が保育園の年長までフルタイムで働いていましたが、小学校入学前にパート勤務に変更しました。

理由は、子どもを病院の託児所に預け、夜の8時~9時まで残業することが多々あったからです。

仕事が終わって帰宅してから、夕食と風呂を済ませると、就寝時間は11時過ぎです。

子ども達も機嫌が悪いし、何より次の日は起きられません。

こんなことでは学校に遅刻する生活になってしまいますし、そもそも子どもの生活リズムが乱れるのも困ります。

部署異動はできそうになかったので、仕事と育児を両立させるために、勤務時間を変更することにしました。

悩みに悩みましたが、子どもの生活を優先しました

結果、知らないうちに、小1の壁により勤務変更していたことになりますね。

また、看護師の友達は、朝の出勤時間が子どもよりどうしても早くなってしまうため、フルタイムを辞め、パート勤務にして朝の学校のお見送りができる働き方に変えたそうです。

泣く泣くの決断だと言っていました。

私がパート勤務になってからは、5日勤が当たり前で慣れるのに時間がかかりましたが、夜遅くまでの残業はなくなり、学童のお迎えにも間に合っていました。

土日の週末がほとんど休みなので、学校の備品の準備や宿題を見たりもできましたよ。


フルタイムのまま働きたい!?

給料のことを考えると、フルタイムで夜勤もしないと、減給になってしまいますね。

また、将来管理職を目指しているなど目標がある方は、フルタイムで働かないといけませんね。

最近では、子どもが小学校入学するまでは、フルタイムでも時短勤務可能という病院制度が整っているところもあるようですね。

しかし、小学校入学と共にフルタイムで働くことになり、子どもの預け先確保が難しくなるのが小1の壁です。

公的な学童は18時閉所と早めですが、民間の学童はそれよりも長く開いているところが多いようなので、まずは探してみて下さい。

また、下校~長時間預かってくれる英語教室や習字教室などの習い事もあるようなので、近隣でそのような施設があれば、利用してみるのもいいかもしれません。

色々探すうちに、我が子が学童や習い事に行きたがらないかもしれない、遅くまで預かってもらって、宿題や学校の準備ができないかもしれないなど、不安に思うことも出てくると思います。

しかし、その不安だけでフルタイムを辞めてしまうのはもったいないです。

退職金のこともありますし、もしかしたら学童に楽しく通えるかもしれないし、まだわからないからです。

フルタイムのまま働きたいと思っているのであれば、その準備をしてみてくださいね。

我が子は、小学校入学前の春休みから弁当を持って学童に行っていました。

はじめは行きたくないと言っていましたが、すぐに友達ができ、毎日楽しく通うことができました。


自分と向き合うことが大事

私は働き方について当時悩んでいるとき、自分でどうしたらいいか答えが見つけられず、3人の子どもの育児経験がある病棟師長に相談しました。

「子どもは勝手に育つから大丈夫よ~。ご飯も適当で大丈夫」と言われ、何も解決しなかったことを覚えています。

自分がどうしたいのかよくわからず、自分と向き合うことから逃げ、他人に相談することで答えを求めていました。

しかし、それでは解決できませんでした。

自分がどうしたいのか、頑張って自分と向き合うことにしたのです。

働きたい気持ちもある、仕事は楽しい、お給料は必要

でも、子どもは毎日成長し、子どもと一緒に過ごせる時間は限られる。

自分は母としてどうしたいのか、看護師としてどうしたいのか、悩みに悩みました。

結局私は、育児を優先し、パート勤務することにしました。

フルタイムで働き続けることを選ぼうと思ったら、公共の育児サポートなどを頼んで、学童のお迎えと夕飯を食べさせてもらうことをお願いすればできたかもしれません。

また、土日に夜勤を入れて、夫に協力してもらえば、平日の負担が減ったかもしれません。

病院の託児所によっては、夜勤のときに預かってくれるところもありますしね。

それもこれも、結局は「自分がどうしたいか」がなければ決められません。

自分や子ども、家族の人数、健康状態、サポートの有無、経済状況などで、自分で選択していくしかないのだと思います。

自分の将来と家族の未来を一度よく考え、自分がどうなりたいのか、どうしたいのか、自分でよく考えて納得いく働き方が見つかるといいですね。

\自分と向き合うために/




小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの部署

小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方と部署

小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの部署について、ご紹介していきます。


慢性期病棟や透析室、健診

育児との両立を考えたとき、やはり、ある程度病状が落ち着いている部署がオススメです。

理由は、急変が少ないこと、緊急の検査や処置が少ないことで、残業が比較的少ないからです。

残業が少ないことで、子供の預け先にも予定通りお迎えに行けるので安心です。

私は、結婚するまで手術室で働いており、まさに急性期看護向きの人間でした。

慢性期なんて知らないし、つまらないイメージしかありませんでした。

ルーティンワークが増え、患者の病状変化のない看護の仕事の楽しみややりがいがわからず、育休明けてからも急性期で働いていました。

しかし、いざ慢性期の透析室勤務や健診担当になって、そんな心配はなくなりました!

慢性期だからこそ、一人一人の患者さんと向き合い、心にゆとりをもって仕事ができました。

そして、帰宅後の疲労感が全然違います!

子どもの相手もできるし、家事もできます!

看護の楽しさは、一緒に働くスタッフや毎日関わる患者さんと、自分たちで作れます。

両立するうえで、心と体の疲労感をできるだけ減らすことは大事だと思いました。


手術室や検査室

手術や検査は、予定のものと緊急のものがあります。

予定のものであれば、日中に実施されます。

スタッフが比較的多い部署でしたら、勤務時間外になれば他のスタッフと交代でき、残業もあまりなく帰宅できます。

ただ、手術室は専門性が高いため、未経験の状態で育児と両立させるために手術室で勤務する、ということはオススメできません。

あくまで経験者であれば、ということになります。

また、検査室も条件付きでオススメします。

検査室勤務とは、具体的に、放射線科での造影検査・治療の介助、内視鏡室での検査・治療介助になりますね。

検査室勤務のスタッフが限られているため、急な休みがとりづらいなどの制約があるとオススメできません。

そうでなければ、日勤の時間帯で検査は終了する予定なので、残業も少なめで帰宅することができます。

私は初めて内視鏡室勤務になったとき、わからないことだらけで毎日が勉強の日々で大変でした。

しかし、内視鏡検査の看護がどんどん楽しくなり、最終的には内視鏡技師免許を取得するために勉強し、育児をしながら資格を取得できました。


外来勤務

外来は、日勤帯で勤務が終了するため、育児と両立するために外来で働く先輩看護師ママさんも多いと思います。

また、患者さん達も自立されており、介助が必要でも家族の付き添いがあるので、要介護度が低く、検査の説明、採血や点滴などの処置がメインになります。

外来勤務で特にオススメだなと思った部署は、小児科です!

小児科の看護は特殊なので大人のようにはいかず、バイタルサインの正常値も年齢により異なりますし、一から勉強しました。

専門性が高く、急変時の対応は何度勉強しても不安でいっぱいでした。

それでもオススメしたい理由は、小児科の先生の外来診察での話が聞けるので、自分の育児の参考になるのです!

働きながら育児をしていく上で、とても心強かったです。


番外編:オススメしない部署

小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方と部署

ここで、小1の壁を乗り切るのにオススメしない部署をお伝えしようと思います。


急性期病棟

急性期病棟はオススメしません。

受け持ちの患者さんが何人なのか、その患者さんの看護度にもよりますが、急変やイベントがなければ平和に一日を終えられます。

しかし、そうはいかないのが急性期病棟ではないでしょうか。

外科も内科も、急性期を受け持つことは、私は良くも悪くも「ストレス」になると思います。

若い頃は、そのストレスが達成感だったり、やりがいだったり。

でも、仕事の後に育児が待っている看護師ママさんにとっては、かなりの負担になると思います。

ただ、急性期看護のスペシャリストを目指したいなどの理由があるのであれば、実務経験が必要になります。

現場を離れず、できる範囲で周りのスタッフに協力してもらいながら働けるといいですね。

また、どうしても急性期大好き!やりたい!と、意思がはっきりしているのであれば、家族の協力が必要不可欠になってくると感じました。

私は、業務に追われて、時間内に記録が終わらず、いつも保育園のお迎えが遅くなっていました。


まとめ

今まで通り働けるために、学童や習い事など、頼れるところがありそうですか?

学童などに行かせてみて、子供の様子を見て、働き続けるか、働き方を変えるか、決めても良さそうですね。

1番大事なことは、「こうしなければ」「こうでなければ」という義務感や責任感を一度取っ払い、自分と向き合ってみることだと思います。

私の悩んだ経験から、小1の壁を看護師ママが乗り切るオススメの働き方と部署についてご紹介しました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

夫・小6長男・小4長女・私の4人家族。看護師ワーママ歴10年あり。現在はワンオペ専業主婦。ブログでは、大好きなドラマ、映画、アイドルなどエンタメ情報を発信するとともに、育児経験からお伝えできることも発信してます♪

目次